歩く
我が街には滝がある。
滝までの道のりは、滝道となっていって往復で約6キロある。
何か考え事をするのにちょうど良いと思い、歩いてみた。
実際に歩いてみると、歩くことに集中し、また緑や流れる川に目がいき、気づけば滝に着いていた。
考えることなどできなかった。
だがしかし非常に良い時間であった。
ただ目の前のことに集中する。
滝を見て心洗われるのではなく、道中で心が洗われたのかもしれない。
先をことを考えると不安になったりするが、結局は目の前を必死に生きないと先はない。
滝が、自然がそう教えてくれたのであった。
以上

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